昼間は咳が見られず明け方だけ発作的な咳は咳喘息の特徴なので専門医に相談
最近咳が止まらないという方は、喘息を疑ってみたほうが良いでしょう。喘息と聞くと、小さな子どもが発症するというイメージがある方もいるかもしれませんが、実は大人になってから喘息にかかるケースは少なくありません。大人の場合、喘息の症状だということに気づいてないことも考えられます。
例えば、昼間は咳がないのに、明け方にだけ発作的に咳が出て、止まらないという方は要注意。それは咳喘息の特徴なので、まずは専門医にかかることをおすすめします。
咳喘息を放置すると本格的な呼吸器疾患に移行する可能性があるので要注意
一度咳が出始めると止めたくても止められず、げほげほと咳が続いてしまうといったように、自分の意思に反して咳が出続けるのは、体も疲れますし心も疲れます。いつもとは違う咳が気になる場合には、早めに循環器内科や呼吸器科を受診しましょう。
その咳が咳喘息であった場合、放っておくと本格的な呼吸器疾患に移行してしまう可能性も考えられます。一度悪化してしまうと、完治がなかなか難しいため、「ちょっと風邪をこじらせただけ」や「タバコの吸いすぎ」と決めつけず、専門医に相談してみてください。
病院に行った方が良い咳の症状の特徴
咳が止まらないという方は、病院に行った方が良いのかどうか悩む方もいるはずです。では、病院に行った方が良い咳の症状にはどんな特徴があるのでしょうか。
例えば、咳が2〜3週間以上続いている場合は、風邪や気管支炎が考えられるので受診するのが賢明です。また、出る痰の色が黄色い場合や緑色の場合、最近感染をしているかもしれないので、すぐに受診するのをおすすめします。他にも、息苦しさを感じたり、喉の近くで呼吸の音がする場合も受診したほうが良いでしょう。