風邪をこじらせたと思ってませんか?二週間以上続く咳は呼吸器疾患の可能性
新形コロナウイルスのこともあり、陽性ではないとしても咳が続くのは周りの目も気になりますし、何より気分が悪いですよね。咳が止まらない方は、「風邪をこじらせてしまった」と決めつける前に、早めに病院を受診しましょう。
風邪をこじらせてしまった場合、少しすれば咳はおさまりますが、2週間以上咳が続いている場合は、呼吸器疾患の可能性があります。自分で判断せずに、まずは一度信頼できる病院を探して受診することが大切です。
特に明け方に咳の発作がひどくなり眠れない場合は呼吸器疾患の可能性
特に気をつけてほしい症状が、明け方に咳が止まらなくなるケースです。昼間は大丈夫なのに、明け方いきなり咳が止まらなくなり、咳のせいで眠れない。そんな方は、早めに循環器科や呼吸器科を受診しましょう。
朝方に咳が出て、しかも眠れないほど咳が止まらない場合、呼吸器疾患の可能性が考えられます。放置してしまうと喘息を発症してしまったり、もっと大きな呼吸器疾患になってしまったりする可能性も否定できません。明け方の咳で起きてしまうという方は、病院に相談してみてください。
喘息の症状を放置するとどうなる?
喘息は気道の慢性的な炎症です。呼吸が通る気道が炎症によって狭くなり、呼吸が苦しくなったり咳が止まらなくなります。症状はさまざまですが、咳だけが止まらなくなる喘息もあります。喘息は早期の発見・治療が大切なので、咳が止まらない方は早めにお医者さんを受診しましょう。
喘息の症状を放置してしまうと、気道の炎症が悪化してしまいかねません。すると発作の頻度が多くなり、症状が重くなることが考えられます。「ただの咳」とか「年をとったから」と決めつけず、専門医に相談するのがおすすめです。